こんにちは!のいばらです!
「『お薬手帳』お持ちですか?」
・・・薬局に薬をもらいに行く時に必ず聞かれませんか?
前よりも多くの人が持つようになった『お薬手帳』ですが、実は薬をもらう時に調剤薬局に持参すると薬代が少し安くなります。
だだし、3ヶ月以内に前回と同じ薬局で薬をもらう時に『お薬手帳』を持参すれば・・・という条件付きです。(※2023年現在)
「そもそも『お薬手帳』ってなに?」
「持っているといいことあるの?」
などの疑問を解決するために現在、調剤薬局に勤務しているのいばらがこの記事を書いてます。
少しでも参考になれば嬉しいです!
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1.お薬手帳とは?
『お薬手帳』は以下の情報を記載するものです。
- アレルギー情報
- 薬の副作用歴
- 服用している薬(市販薬・サプリメント)の名前や飲み方
『お薬手帳』は医師や薬剤師に見せることにより重複投与や相互作用が確認することができます。
そのため、『お薬手帳』は適正で安全な薬を処方・調剤するために必要なんです!
そもそも『お薬手帳』がなぜできたかというと、別々の病院でもらった飲み合わせの悪い薬を服用していた患者さんによる死亡事後が起きたため・・・。
相互作用の確認をして適正な薬を出していたら防げたかもですよね。
最近は『お薬手帳アプリ』もいっぱい作られています。
アプリによっては病院や薬局を予約できたり、飲み忘れ防止機能があったりと色々便利な機能がついているものもあるみたい・・・。
スマホアプリだといつも持ち歩くので忘れることがなくて便利ですね。
わたしはアナログ派なので紙の『お薬手帳』を使っています。
今では色々な『お薬手帳』が売っていたりしますが、かわいい『お薬手帳』をもらえたりする調剤薬局もあるのでぜひ利用してみて下さい!
基本的に保険調剤薬局では無料でもらえるよ!
無料ならほしい・・・
2.お薬手帳をもつメリット
・薬代が安くなることがある
冒頭にも書きましたが、3ヶ月以内に前回と同じ薬局で薬をもらう時に『お薬手帳』を持参すると薬代が少し安くなります。
少しっていくらか気になりますよね。
3割負担の方は40円、1割負担の方は10円程安くなります。
なので薬を定期的に服用している方はいつも同じ薬局で薬をもらう方がお得です。
だだしその際には『お薬手帳』を忘れずに!
少しでも安くなる方がいいね。
・副作用や悪い飲み合わせを避けることが出来る
『お薬手帳』を医師や薬剤師に見せることによって現在服用している薬の情報が分かります。
別の病院にかかって新たにお薬をもらう時に重複投与や飲み合わせの悪い薬の処方・調剤避けることが可能になるんです。
アレルギー情報や過去に服用して副作用がでた薬なども記載しておくと、自分に合わない薬が処方・調剤されるのを事前に防ぐことができます。
2つの病院にかかってるからちゃんと見せないと・・・
飲み合わせの悪い薬とは・・・?
飲み合わせの悪い薬を一緒に服用することによって一方の薬の効き目が強まったり(弱まったり)するんです。
薬が効きすぎると副作用も起きやすくなりますし、効かなくなると病状が悪化しますよね。
なので『お薬手帳』でしっかり確認してもらいましょう!
・災害時に処方箋がなくても服用中の薬が受け取れる
大規模災害などで受診が困難な場合、『お薬手帳』でいつも飲んでいる薬を確認できれば処方箋なしても薬局で薬を渡せるという特例が認められることがあります。
わたしも東日本大震災の時は被災地に住んでいました。
子供の定期的に服用しているアレルギー薬をもらいに行こうとしましたが・・・。
まだ余震も続いているし、幼い子供を連れて遠くの病院に行くことができませんでした。
その時も特例がでたんですね。
近所の薬局に行き、『お薬手帳』見せていつもの薬を出してもらった記憶があります。
万が一のために『お薬手帳』を持つことをお勧めします!
まとめ
少しでも参考になれば嬉しいよ!